2015年5月18日月曜日

[TOPIC] 電験三種 ー 法規: 電気設備の技術基準 ー 電圧区分

電圧区分

低圧   交流600V以下、直流750V以下
高圧   7000V以下
特別高圧 7000Vを超えるもの

※高圧と特高の多線式電路(中性線を持つこと)では最大使用電圧を基準とする

基準電圧 

1kV超

公称電圧→最高電圧
3.3kV → 3.45 kV
6.6kV → 6.9kV
11kV → 11.5kV
22kV → 23kV
33kV → 34.5kV
110kV → 115kV
500kV → 525/550kV (各電線路毎にいずれかを使う)

下記はその地域ではいずれかを使う。
66/77kV → 69/80.5kV
154/187kV → 161/195.5kV
220/275kV → 230/287.5kV

1kV以下 (最高電圧の定義なし)

100V
220V
100/200V
415V
240/415V

なお
公称電圧: 対象電線路を代表する線間電圧
最高電圧: 対象電線路に通常発生する最高線間電圧

最大使用電圧

耐圧試験電圧が基準。
普通運転状態での最大線間電圧。

一般には下記。
公称電圧1kV以下の電路: 公称電圧×1.15
公称電圧500kV未満の電路: 公称電圧×1.15/1.1

対地電圧

一般には電路と大地間の電圧。
電気設備の技術基準では定義は異なる。

接地電路: 線間電圧の1/2
非接地電路: 線間電圧

なお接地電路は、中性点or一端を接地した電路。

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